君が僕のすべて。

光り輝く君

君の膵臓を食べたい

先日、ある小説を読んだ。

『君の膵臓を食べたい』。

知っている方も多いだろう。

本当に感動した。不思議な、素敵な物語だった。

 

その物語で「なるほど」と思わされたことがいくつかあったので自分用の備忘録としてここに残すことにします。

 

主人公である「僕」が病院で偶然拾った1冊の「共病文庫」というタイトルの文庫本。

それは「僕」のクラスメイトである山内桜良(やまうち さくら)が綴っていた、秘密の日記帳であり、彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが記されていてた。

「僕」はその本の中身を興味本位で覗いたことにより、身内以外で唯一桜良の病気を知る人物となる。

「山内桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合うことにより、「僕」、桜良という正反対の性格の2人が、互いに自分の欠けている部分を持っているそれぞれに憧れを持ち、次第に心を通わせていきながら成長していく。そして「僕」は「人を認める人間に、人を愛する人間になること」を決意。桜良は恋人や友人を必要としない僕が初めて関わり合いを持ちたい人に選んでくれたことにより「初めて私自身として必要されている、初めて私が、たった一人の私であると思えた」と感じていく。(Wikipediaより)

 

私が1番印象に残ったのは、

「私たちは皆、自分で選んでここに来たの。偶然じゃない。運命なんかでもない。君が今まで選んできた選択と、私が今までしてきた選択が私たちを会わせたの。私たちは自分の意思で出会ったんだよ」

という女の子が言ったセリフだ。

ものすごく響いた。そして自分に重ねた。

私はずっと、伊野尾くんやJUMPに出会ったのは偶然だと思っていた。偶然その子と友達になって、偶然友達がJUMPを好きで、有岡くんが好きで、偶然その友達に誘われてDVDを見せてもらって、そこにいる伊野尾くんを偶然見て、偶然伊野尾くんがスタイルがさらに良く見える衣装を着ていて、偶然好きになったのだと思っていた。

でも違った。

私は自分の選択で伊野尾くんを好きになることを選んだ。

その子と友達になることを選んだ。その友達の仲良くなることを選んだ。その友達にDVDを見せてもらうことを選んだ。伊野尾くんを見ることを選んだ。スタイルがいいと認めることを選んだ。家に帰って調べることを選んだ。そこにあった同じ動画を見ることを選んだ。続きを探すことを選んだ。伊野尾くんが好きだと認めることを選んだ。JUMPが好きだと認めることを選んだ。

その友達も、JUMPが好きだと認めることを選んで、私と友達になってくれることを選んで、DVDを買うことを選んで、私にDVDを見せてくれることを選んで……。

伊野尾くんだって、小さい頃に美味しいご飯を食べる芸能人を見ることを選んで、こんな仕事がしたいとお母さんにお願いすることを選んで、約2年後にオーディションを受けることを選んで、薮くんの後ろについていくことを選んで、Hey! Say! JUMPとして頑張ることを選んで、私が見たコンサートをすることを選んだ。

 

全部偶然じゃなくて、全部それぞれの選択で、自分の意思で出来ていたんだなぁと。

今までの出会いがなかったら、または出会うまでの過程にある選択のひとつひとつを別のものにしていたら、私の人生は全く違ったものだったかもしれない。ジャニーズじゃなくアニメが好きだったかもしれないし、全然違う友達と出会ってただろうし、全然違う性格だったかもしれない。

全部偶然ではなく必然。

そういう意味で深く納得させられました。

これからも数え切れないくらいの選択をするし、それによって全然違う人間関係、職業、人生になる。だから、ひとつひとつの選択を丁寧に選ばなきゃならないし、選ぼうと思います。

 

本は偉大だ〜。

ジャニーズばっかり見てないで、本をたくさん読まないとダメですね。

ジャニーズを好きになってから、本を読んで過ごす日常(昔はハリーポッターが大好きだったし、本が本当に大好きだった!)から暫く離れていたけど、また前みたいにいろんな本を読もうかな〜。

ちなみに伊野尾くんの推奨本をまだ5分の1ほどしか読んでないのはここだけの秘密です。

 

ちょっと眠くなってきているので誤字もすごいだろうし自分でも何言ってるかよく分かんないけど、今ブログ書いてるのも、まだ寝ないのも自分の選択。

このままじゃだめだから今、もう寝ることを選択します。

 

とりあえず

とにかく、みなさん!この本読んで!

 https://www.amazon.co.jp/dp/4575239054/ref=cm_sw_r_tw_awdo_x_uBndyb4J727BN

 

以上です!おやすみなさい!